「この本泣けるよね」「なつかしい!」などこの本をみつけたお客様からよき聞くお声です。
小学校の教科書に採用されたように、愛するものとの死別がテーマでも、「死」以上に「生」を感じられる、優しく心あたたまるお話です。
男の子は、犬のエルフィーと大の仲良しで一緒に大きくなります。年月が経ち、ある朝エルフィーは死んでいました。深い悲しみのなかでも、男の子には、ひとつ、なぐさめがありました。それは、、、
「すきなら、すきと いってやればよかったのに だれも、いってやらなかった。いわなくても、わかるとおもっていたんだね。」
この男の子の想いが胸に沁みわたります。
「ずーっと ずっと だいすきだよ」絵と文:ハンス・ウィルヘム 訳:久山太市 評論社