死んだおじいちゃんの部屋を掃除しているとノートを発見します。

「このあと どうしちゃおう」

そう書かれたノートには、じぶんが死んでしまった後の予定や生まれ変わりたいもの、建ててほしいお墓のデザイン・・・。おじいちゃんが考えたユーモアあふれる死後の世界。そのノートは見ていた男の子はワクワクしてきて自分も天国に行くのが楽しみになってきました。

おじいちゃんは天国に行くのが楽しみだったんだろうか?でもちょっとまてよ・・・。もしかしたら逆だったのかもしれない・・・。

 

 

この絵本は死後の世界をヨシタケシンスケさんのコミカルでユーモアあふれる世界観で描かれています。「生と死」をテーマにしていますが、おちゃめで可愛らしくクスッと笑ってしまいます。

生と死は表裏一体。死ぬことを考えることは生きることを考えることだと思います。死んだらどうなる?・・・。生きてる間にやりたいことは?・・・。死についてお子さんと笑い合いながら考えられる。そんな今までにはない絵本「このあと どうしちゃおう」をぜひご覧ください。

「このあと どうしちゃおう」 作・絵:ヨシタケシンスケ 出版社:ブロンズ新社